過疎地域が無くなり、行政の役割も無くなる未来

少子高齢化が進む中で、過疎地域の増加が深刻化する一方なのは周知の事実だと思う。

もちろん、新たな産業を立ち上げたり、移住を推進して地域起こしを進めて頑張っている土地も多い。
しかし上手くいっている地域は資源や人々の活力がまだまだ残っている、数少ない成功例に思える。

例えば、もう残り数件しかない様な集落は、活性化のために活動できる人材もいない。
入ってくる人がいなければ、いずれは人はいなくなってしまい、地域としては消滅してしまう。
行政の出先機関や仕事の範囲も、縮減されていくかもしれない。
市町村レベルで地域が無くなっていく時代もそう遠くはないのかも…

公務員は安定、その様な時代の終焉はもうすぐそこまで来ているのかもしれない。
近年は団塊の世代が抜けて、ここ数年は募集も増えて入りやすくはなっていると思う。
しかし前述の様に行政が縮減されていけば、募集も少なくなっていく。
現在でさえ、充分な予算を与えられて充分な整備を行えるのは大都市だけ、人も財源も不足しているのが現実というのに…
バンバン出世できるわけでもない、手当を考えても年収の数値上では一流企業には及ばない、仕事としてできる事は少なくなっていく。
果たして、未来には憧れを持って公務員を目指す人間はいるのか。
今後の社会の在り方が変わっていく中で、行政や人々の担う役割も変わっていく…のではないかなあ…

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