JR岐阜駅前にペデストリアンデッキ増設

1、2ヵ月おきに岐阜に行っているが、行く度に、ちょっとずつ風景が変わっている。
新しい店ができていたり、駅前の飲食店が入れ替わっていたり…柳ヶ瀬商店街が廃れたとは言われるものの、駅周辺では再開発が進められているとの事。

JR岐阜駅の改札前にあった観光案内所もずいぶんきれいな部屋に改装された。
某ゲームキャラの信長様達が迎えてくれる。

JR岐阜は主に北側に機能が集中している。
南側は駐車場もロータリーもあまり大きくないが、北側には岐阜バスのターミナルが広がり、イベント会場にもなる噴水広場が面する。
駅舎を出ると2階部分からそのままデッキが繋がっていて、ターミナルの上を歩いて外へ出ることができる。
JR駅から見てデッキを北東へ行けば名鉄岐阜駅方面で、途中で飲み屋街の方へ降りる事も可能。
西側へ向かえば、じゅうろくプラザや岐阜シティタワー43、岐阜スカイウィング37方面へ行ける。
夏になればシティタワー前のビアガーデンが印象的。

一方で、東側の駐車場とターミナルの間にも、新しくデッキを繋げる様に工事が行われている。
直接既存のデッキと繋げるのではなく、駅舎内を通って、駅内に入っているハートフルスクエアG(生涯学習センター・岐阜市女性センター)の入り口前に繋がるらしい。

ASTYを抜けてハートフルスクエアへ向かうと、一部だけ外に出る部分(上はJR線なので天井はある)があり、そこにデッキが繋がる。

河合塾の建物から東の一帯(名鉄岐阜バスターミナルの南側)で再開発が行われており、駅側の施設と繋げる目的がある。

※岐阜市のホームページに詳しい資料が掲載されていました
 → 岐阜市ホームページ、岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画(案)に関するパブリックコメントの結果について

この工事には街づくりと一体となった「安全な歩行空間の確保」、「歩行者の回遊性の向上」、「にぎわい創出」という目的があるようで、市民からの意見も募集していたとの事。

かつての岐阜駅ユーザーとしては、名鉄岐阜駅と繋げないのが勿体ない気がする。
新設デッキのルートはほぼ岐阜駅舎と再開発エリアを繋ぐだけのものなので、再開発エリアには名鉄岐阜駅からだと交差点を渡らねばならない。
JR岐阜駅と名鉄岐阜駅自体はそれほど距離が離れているわけではないけれど、デッキだと多少遠回り、下を通ると交差点を渡る時間があるせいで微妙に時間がかかるので…
国道157号線を跨がなければならないし、利用者への効果がどれほどあるかも謎なので、すぐには難しいのかもしれない。


完成後の図は、事業のホームページで見る事ができました。
1~2階は商業施設、低層~中層部分に福祉施設が入り、上層部分が住宅となる様子。
若者向けの商業と高齢者向けの福祉、両方の拠点としたい様です。
岐阜駅東地区市街地再開発事業ホームページ

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