夏季休暇の一人旅。
前から行こうと思っていた、和歌山県まで電車旅をした。

目的は、和歌山電鐵・貴志駅にいる”猫の駅長”
先代・たま駅長は亡くなってしまったが、現在はニタマ駅長が跡を継いでいる。

昼に名古屋を出て大阪で途中下車をしていたため、和歌山へ着いたのはすでに夕方だった。
ホームページを見る限りすでに駅長勤務の時間も終わりの時間だったので、1日目はそのままホテルに行って休むことに。

「和歌山城」の近くにホテルをとったため、道中からは城を眺める事ができた。
すでに観光地は閉まる時間だったのと、ホテルまでほとんど和歌山駅から一直線だったため暇つぶしを兼ねて徒歩で行ったが、少々距離があった。(30分ほどかかった。)
普通に観光する分には公共交通を利用した方が良いだろう…

お城の近くには市役所や県庁がある様で、今なお行政の中心であるらしい。
少し休憩してから食事のため外に出たが、まだ庁舎の多くの部屋には明かりが灯っていた…

県庁の近くの飲み屋で晩ご飯にした。

　→　blog記事：　和歌山での晩ご飯

見知らぬ地でお酒をいただくのも1人旅の楽しみの1つ。
…とはいえ歩き回って疲れがあったのか速攻で酔いが回ったので、控えめにしておいた。


2日目。

和歌山駅に戻り、和歌山電鐵に乗る。
改札口はJRと同じだが、切符販売などはホーム上にある。

和歌山駅にも駅長の姿があちこちに。

駅長の案内？でホームへ行き、終点の貴志駅へと向かう。
ちなみに1日乗車券が売られており、途中下車して観光はもちろん、終点間の往復だけでもちょっとお得に乗れる。

終点・貴志駅に到着。
多くの乗客は自分と同じく駅長目当ての人たちの様で、海外の人も多い。

ホーム上には、先代の”たま駅長”が祀られている。
さすがは廃線の危機を救った偉大な猫様。

そしてついに、二代目・ニタマ駅長の駅長室を拝見…

どうやらお休みタイムだった様で…
勤務時間も寝放題とはうらやましい！
ちょこっとだけ目を開けて見物客の顔を伺ったようだったけれど、またすぐに寝てしまった。
これは大物の猫さんである。

帰りの電車まで時間があるので、駅内のカフェやお土産コーナーでのんびりする。
そとから見ると、駅舎も猫型になっているのが分かる…

駅構内の「たまカフェ」で涼んで待つ。
いちごが名物らしく、カフェにはいちごジュースがあった。

帰りの電車も、ずばり「いちご電車」
内装もかわいらしい。

この様な特別仕様の車両が運行されており、日によって運行スケジュールが決まっている。
ニタマ駅長の勤務日程や特別車両の運行予定はホームページで確認できるので、駅長に会いに行く場合はチェックしておくと良いでしょう。
　→　和歌山電鐵ホームページ：　http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/

帰りは和歌山駅に戻り、18きっぷで在来線を使ってのんびり名古屋を目指す事にした。
帰りもおそらく同じ電車で貴志駅に来たであろう人が多かったが、時間があれば他のところも見て回りたかった。
原因：寝坊


　和歌山でのお昼ご飯　→　「異文化な和歌山ラーメン」

　その他の写真　→　和歌山市で見つけた色々なモノ